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エペソ人への手紙 6:4-16 リビングバイブル (JLB)

4. 両親にもひとこと言っておきます。 子供を、いつもがみがみしかりつけ、小言を並べ立てて、反抗心を起こさせたり、恨みをいだかせたりしてはいけません。 かえって、主がお認めになる愛のこもった訓練と、助言や忠告を与えて育てなさい。

5. 奴隷は主人に従い、最善を尽くしなさい。 キリスト様に仕えるのと同じようにしなさい。 

6-7. 主人の目の前でだけ一生懸命に働き、隠れて怠けるようではいけません。 神様が望まれることを、心を尽くして行ない、キリスト様のために働くのと同様、いつも熱心に喜んで働きなさい。 

8. あなたがたが、奴隷であろうと自由人であろうと、良い行ないには、一つ一つ主が報いてくださることを忘れないように。

9. 主人たる者も、いま私が奴隷たちに勧めたのと同じ態度で、奴隷を正しく扱いなさい。 脅すばかりではいけません。 自分もキリスト様の奴隷であることを忘れないように。 あなたがたの主も、奴隷の主も同じお方なのです。 主は人を差別したりはなさいません。

10. 最後に、覚えておいてほしいことがあります。 あなたがたは、自分のうちにある主の超自然的な力によって強められるべきだということです。 

11. 悪魔のどんな戦略や策略にも立ち向かえるように、神様のすべての武具で身をかためなさい。 

12. 戦う相手は、血や肉を持った人間ではなく、肉体のない者たちです。 すなわち、目に見えない世界の支配者たち、強大な悪魔的存在、この世を支配する暗やみの大王たち、それに、霊界にいる無数の悪霊どもです。

13. ですから、いついかなる攻撃にも対抗できるように、神様の武具の一つ一つを役立てなさい。 そうすれば、すべてが終わった時も、なおしっかり立てるでしょう。

14. しかし、そのためには、腰に真理の帯をしめ、神の承認という胸当てをつけなければなりません。 

15. 次に、神との平和の知らせを伝えるために直ちに出発できる、丈夫なくつをはきなさい。 

16. どんな戦いにも、守りの盾として必要なのは信仰です。 これがあれば、ねらい定めて射かけてくるサタンの火矢を、消し止めることができます。 

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