18. アルワデびと、ゼマリびと、ハマテびとが出た。後になってカナンびとの氏族がひろがった。
19. カナンびとの境はシドンからゲラルを経てガザに至り、ソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムを経て、レシャに及んだ。
20. これらはハムの子孫であって、その氏族とその言語とにしたがって、その土地と、その国々にいた。
21. セムにも子が生れた。セムはエベルのすべての子孫の先祖であって、ヤペテの兄であった。
22. セムの子孫はエラム、アシュル、アルパクサデ、ルデ、アラムであった。
23. アラムの子孫はウヅ、ホル、ゲテル、マシであった。
24. アルパクサデの子はシラ、シラの子はエベルである。
25. エベルにふたりの子が生れた。そのひとりの名をペレグといった。これは彼の代に地の民が分れたからである。その弟の名をヨクタンといった。
26. ヨクタンにアルモダデ、シャレフ、ハザルマウテ、エラ、
27. ハドラム、ウザル、デクラ、
28. オバル、アビマエル、シバ、
29. オフル、ハビラ、ヨバブが生れた。これらは皆ヨクタンの子であった。
30. 彼らが住んだ所はメシャから東の山地セパルに及んだ。
31. これらはセムの子孫であって、その氏族とその言語とにしたがって、その土地と、その国々にいた。
32. これらはノアの子らの氏族であって、血統にしたがって国々に住んでいたが、洪水の後、これらから地上の諸国民が分れたのである。