1. ああ神様。 あなたは私たちには取り合わず、その守りをもくずされました。 お怒りにふれて、私たちは見捨てられたのです。 主よ、もう一度、情けをかけてください。
2. あなたはこの国を恐怖で震撼させ、ずたずたに引き裂かれました。 主よ、今、地に落ちた国威を回復してください。
3. さんざんに打ちのめされて、私たちの足はふらついています。
4-5. しかし、神様はこんな私たちを奮起させるための旗を下さいました。 真理を愛する人々が、この旗のもとに集うためです。 そうしてこそ、神様は愛する国民に解放をもたらしてくださるわけです。 どうか、力に満ちた右の手をふるって、私たちを救い出してください。
6-7. 神様は、ご自分の名誉にかけて救援を請け合ってくださいました。 私が有頂天になるのも無理はありません。 神様はこう宣言なさいます。 「シェケム、スコテ、ギルアデ、マナセは、いぜんとしてわたしのものだ。 ユダからは相変わらず王が出るし、エフライムからは勇士が誕生する。
8. モアブは、わたしの召使となり、エドムは奴隷となる。 わたしはまた、ペリシテを攻め取って、大声で勝ちどきをあげよう。」
9-10. あの強固なエドムの町に、この私を入城させてくださるのはどなたでしょう。 神様に決まっています! 一度は私たちを捨てて、敵の手に渡された、その神様です。