9-10. 虐待される者は不正行為に悲鳴をあげ、金の力に屈してうめく。 しかし、だれひとり神様に泣きつき、『私を造った神様はどこにいるのか。 夜には歌を与え、
11. 私たちを獣や鳥より、多少でも賢くするお方はどこか』と尋ねようとしない。
12. 神様にこう問いかけたところで、神様はすぐさま報復してくださるわけではない。
13. かといって、神様がこのような叫びに耳をふさいでいると思うのは、まちがいだ。
14-15. 神様は事の成り行きを見ていないと考えるのは、いっそう大きなまちがいだ。 神様を待ち望みさえすれば、正しい裁きをしてくださる。 神様が怒ってすぐ罰しないからといって、大声をあげて神様にかみつく法はないんだ。
16. ヨブさん、あなたは薄ばかのような口のきき方をしている。」