しかしもう一人は、それをたしなめました。 「この期に及んで、まだ神様を恐れないのかっ! おれたちゃあ悪事を働いたんだから、殺されて当然さ。 だがよ、このお方はどうだ。 悪いことなんぞ、これっぽっちもしちゃおられないんだぜ。」